大阪府A様宅にて木風呂のお取替がありました。
20年ほど使用され、そろそろ交換時期かなとご依頼頂きました。
木風呂の取替えは結構大変なんです。
なにせ木風呂がしっかりと作られていますから、少しずつ解体し、
そっと設置します。
木風呂が届きました。
こげ茶の部分は防腐剤を塗っています。
解体してみると確かに交換時期でした。
施工前の様子はこんなかんじです。使用年月が経つにつれ、
黒ずみが多くなってきます。
さて、のこぎりを入れて解体を始めます。
のこぎりやバナー・かなづちなどを使って、前面の木板をはずします。
前面・横板・壁側の板も少しずつはがすように取り除いていきます。
このとき、木がだいぶ柔らかくなっていましたので、
やはり交換時期でした。
細かく砕きながら取り除くので、細かな木片がたくさん出ます。
木もだいぶ黒っぽくなっていますね。
すっかり浴槽を取り除いたところで
新しい浴槽の寸法を測って、基礎部分をかっちりと整えました。
そこで新しい木風呂が登場!
厚みのあるタイプでその分重量が増します。
追い焚き用の穴を加工して、4人がかりで運びました!
寸法はぴったりですから、
最後の設置は水平に(水が流れるための勾配はあります)
慎重に落とし込んでいきます。
木風呂を設置したら、すきまをコーキングして、
試運転をして問題がなければ完成です!
木風呂でも、追い焚きもできますので、使い勝手が良い上に
木の柔らかさやぬくもりに包まれて、
本当に心地の良いバスタイムになりますね。
今回は節有の高野槇風呂です。
木風呂はすべてがオーダーメイドなので、ご希望に沿って
このような加工にしてあります。
『カマチ(框)オーバーフロー加工』
足上げ(またぎ)が少しでも楽になるように2cm下げています。
『框の幅を左側のみ10cm幅に(右5cm)』
もともとの浴槽の幅が広すぎたので内寸法を狭くしています。
『段板の設置(取り外し可)』
入浴時に楽に入れるように設置しています。
手すりもひとつ追加して、価格は工事費込みで総額774,000円でした。
風呂ショップ神崎はもともと木風呂から始まった会社です。
新設の際も交換の際も
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