2018年6月27日水曜日

【施工 】大阪府A様木風呂お取替

大阪府A様宅にて木風呂のお取替がありました。

20年ほど使用され、そろそろ交換時期かなとご依頼頂きました。
木風呂の取替えは結構大変なんです。
なにせ木風呂がしっかりと作られていますから、少しずつ解体し、
そっと設置します。

木風呂が届きました。
こげ茶の部分は防腐剤を塗っています。

解体してみると確かに交換時期でした。
施工前の様子はこんなかんじです。使用年月が経つにつれ、
黒ずみが多くなってきます。

さて、のこぎりを入れて解体を始めます。
のこぎりやバナー・かなづちなどを使って、前面の木板をはずします。

前面・横板・壁側の板も少しずつはがすように取り除いていきます。

このとき、木がだいぶ柔らかくなっていましたので、
やはり交換時期でした。
細かく砕きながら取り除くので、細かな木片がたくさん出ます。
木もだいぶ黒っぽくなっていますね。

すっかり浴槽を取り除いたところで

 新しい浴槽の寸法を測って、基礎部分をかっちりと整えました。

そこで新しい木風呂が登場!
厚みのあるタイプでその分重量が増します。

追い焚き用の穴を加工して、4人がかりで運びました!

寸法はぴったりですから、
最後の設置は水平に(水が流れるための勾配はあります)
慎重に落とし込んでいきます。

木風呂を設置したら、すきまをコーキングして、
試運転をして問題がなければ完成です!
木風呂でも、追い焚きもできますので、使い勝手が良い上に
木の柔らかさやぬくもりに包まれて、
本当に心地の良いバスタイムになりますね。

今回は節有の高野槇風呂です。
木風呂はすべてがオーダーメイドなので、ご希望に沿って
このような加工にしてあります。
『カマチ(框)オーバーフロー加工』
足上げ(またぎ)が少しでも楽になるように2cm下げています。
『框の幅を左側のみ10cm幅に(右5cm)』
もともとの浴槽の幅が広すぎたので内寸法を狭くしています。
『段板の設置(取り外し可)』
入浴時に楽に入れるように設置しています。

手すりもひとつ追加して、価格は工事費込みで総額774,000円でした。

風呂ショップ神崎はもともと木風呂から始まった会社です。
新設の際も交換の際も
















0 件のコメント:

コメントを投稿