ご存じの方は多いかと思いますが、
1月9日を宵えびす、10日が本えびす、11日を残り福をと呼びます。
えべっさんと言えば西宮戎と今宮戎。
実は祭られている神さんが違うって知ってましたか?
ちなみに下記が由来…諸説ありますが。
西宮戎:蛭児大神(ヒルコ)
商売の神様としてのエビス信仰の中心は西宮神社で、その祭神は蛭児大神とされている。 蛭児というのは、記紀によると、伊弉諾と伊弉冉の間に生まれた子で、身体に障害があり、三歳になっても立つことができず、葦の船に乗せて流されたとされる。記紀のなかでは、蛭児のその後は行方不明になっとされているが、それが浜に流れついて西宮神社の祭神になったのだという。海の彼方からやってくるというイメージが、ヒルコとエビスに共通するからか、次第にヒルコとエビスは同一視されるようになったと考えられる。
今宮戎:事代主命(コトシロヌシノミコト)
蛭児大神は、別名夷三郎様と呼ばれている。しかし、夷と三郎というのも、もともと別の神だったらしい。
三郎というのは、一般には因幡の白兎の物語で知られている大国主命の子である事代主命のことだとされ、彼が出雲の美保崎で魚を釣ったという伝承から、魚と釣竿を持った姿で描かれるようになったという。
室町時代になると、どういうわけか夷と三郎が混同され、夷三郎という一体の神と考えられるようになった。
タカラスタンダードさんからいただいた熊手を見ながら
感慨に浸っております。
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