2011年11月17日木曜日

【豆知識】ガス器具を使った節電 ガスコンロ編

今年の冬は、関西電力の原子力発電所の再稼働を見合わせている影響で、広域的な停電を避けるために各家庭で節電が呼びかけられています。普段から電気の付け忘れなどを心がけることも大事ですが、ここではガス器具を使用する節電対策について紹介したいと思います。

今回ご紹介するのはガスコンロです。ガスコンロは消費電力が多いIHクッキングヒーターとは違い、ガスで料理をすることができるので約5,800ワットの節電になります。また、ガスコンロは万が一の停電時でも電池で動作可能なので安心です(一部の機種を除きます)。

さて、そんなガスコンロを料理をするためだけに使っている方が多いかもしれませんが、台所にある調理家電の役割も果たすことができます。以下でその機能を紹介します。




1.炊飯機能でふっくらご飯
自動炊飯機能を搭載しているガスコンロは、鍋に米と水を入れてボタンを押すと、火加減を自動で調節して火力の強いガスならではのふっくらおいしいご飯を炊き上げます。別売の炊飯専用鍋をお使いいただくと、さらに手軽でおいしくいただけます。電気炊飯器の代わりにガスコンロをお使いいただくことによって、消費電力約1,300ワットを節電!

2.湯沸かしでポット代わり
自動湯わかし機能を搭載しているガスコンロは、お湯が沸騰するのを検知して自動で消火(機種によっては保温も)を行います。電気ポットや電気ケトルの代わりにガスコンロをお使いいただくことによって、消費電力約800ワットを節電!

3.レンジ代わりにグリルで温め
電子レンジで揚げものなどを温める場合、グリルを使って1分弱ほど温めると外側の水分が蒸発して表面はサクッ、中はジューシーにまるで揚げたてのような仕上がりになります。電気レンジの代わりにガスコンロをお使いいただくことによって、消費電力約1,400ワットを節電!

4.グリルはトースター代わりにもなります
ガスコンロのグリルは調理以外に物を温めるだけではなく、トーストを焼くことも出来ます。パンをグリルで焼けば、省電力な上に、短時間で美味しく焼きあがります。 電気レンジの代わりにガスコンロをお使いいただくことによって、消費電力約1,000ワットを節電!


以上がガスコンロでできる節電対策となります。なお、節電できる電力はご利用状況によって異なることがあり、古い機種や新しい機種でも一部のものでは上に書いた機能が搭載されていないものもありますので、あらかじめご了承ください。

また、最近の機種は天ぷら油の温度を感知して一定以上になると自動消火する機能や火の消し忘れを自動消火する機能、煮こぼれや焦げつきを検知して自動消火する機能などをの安全搭載したSiセンサーコンロですので、もしもの時も安心できます。


ガスコンロは料理をすることだけに使い、これらの便利機能・安全機能をご存知ない方もひょっとしたらおられるかもしれません。コンロ1台でこれだけできるということを知っておけば、台所を目まぐるしく移動することもなく効率の良い調理を行えるのではないかと思います。


今回はガスコンロでできる節電を紹介しましたが、暖房や給湯などもガスを上手にご利用いただくことによって節電を行うことができます。これから何度かに分けて、ガス器具を使った節電を紹介していこうと思いますので、よろしくおねがいします。

神崎株式会社取扱商品ビルトインコンロ
神崎株式会社取扱商品テーブルコンロ

参考サイト:大阪ガス「ガスだからできること

0 件のコメント:

コメントを投稿